2025/05/07 22:35
試作1号機の失敗から学び、
次は本気で「吸引力」を上げにいきました。
ファンを換気扇用のシロッコファンにチェンジ!
シロッコファンは、風量も静圧も大きくて、
普通の冷却ファンとはパワーが桁違い。
これならいけるはず!
そして、試作2号機が完成!
吸引方式は、1号機と同じ「斜め板+上下吸引口」。
さあ、テスト開始!
結果――
今度はめちゃくちゃ吸える!!!
缶スプレーのミストも、
ブースの中でモワモワせずに、どんどん吸い込まれる!
これは素直に感動しました。
でも、喜びも束の間。
またしても新たな課題が出てきました。
それは――
「斜め板が邪魔!!!」
吸引力は完璧なのに、
ブース内に設置した斜め板が作業スペースを圧迫。
特に、車のプラモデルのボディみたいな
大きなパーツを持って塗装しようとすると、
斜め板にぶつかるぶつかる……。
パーツを持つ角度を変えたり、スプレーの角度を変えたり、
そのたびに「ゴツン!」と当たるストレス。
「これじゃ、作業どころじゃない……」
吸えるけど、使いにくい。
また新しい壁にぶち当たった瞬間でした。
次は「もっと自由に動ける広い空間」にしないと!
ここから、試作3号機の開発が始まります。